今夜もぼちぼちホラー考

今夜もぼちぼちホラー考

ホラージャンルの映画やドラマ、小説や怪談話など、「怖い」を自分なりに考えるブログです。ネタバレせずに書く自信ありません、ごめんなさい。落書きも劣悪でごめんなさい。

2016-01-01から1年間の記事一覧

「事故物件ナイト」行ってきました!

ロフトプラスワンウエストで行われたオールイベント「大島てるがやって来る!!事故物件ナイト〜聖なる夜に何かが起こる!SP〜」に行ってきました。 事故物件情報サイトを運営する大島学さん、事故物件住みます芸人の松原タニシさん、ルポライターの村田らむ…

「ゾンゲリア」泣かせるし謎解き感あるしでかえって新鮮なゾンビもの

監督はゲイリー・A・シャーマン。 1981年米公開、94分。 「バタリアン」が有名なダン・オバノン氏が脚本を手がけた一味違うゾンビモノということで見てみました。 原題は「DEAD&BURIED」。死んで埋葬されて?。 とにかく邦題がひどくてかわいそう。 ルチオ…

「フリークス」見世物小屋の人気者たちがイキイキ演じる良い映画

一応、ホラー映画として語られることもあるようなので… 実際に障害をもつ人たちが多数出演しているということと戦前の作品だということで、きっとキワモノ映画なんだろうと思っていたのが、いい意味で大きく裏切られました。 あらまし サーカス一座で奇形を…

「祝山」肝試し系怖い話で久々にゾワゾワ

イラストは「祝山」とは関係ないです(*ω*) ホラー小説のおすすめ!みたいな記事やなんかでけっこう出てくる、加門七海さんの「祝山」が怖いということで読んでみました。 氏の著作を読むの自体初めて。読みやすい文章でぐいぐい読めました。 あらすじ ホラー…

「ファンハウス」新旧同名の映画2本(でも全然違う話)

ファンハウス、とはお化け屋敷のことだそうです。 「悪魔のいけにえ」で有名なトビー・フーパー監督の「ファンハウス」、全然知らない監督の2015年公開「ファンハウス」を見ました。 ちゃんとパッケージを見ずにリメイクだとばかり思って見ましたが、全然違…

「モンスター」「ヘルタースケルター」整形女の滑稽さ不快さ

どちらも整形つながりということで、百田尚樹「モンスター」と岡崎京子「ヘルタースケルター」を読みました。 整形して美しくなることって、どうして非難されるんだろう、なぜ不快なんだろうって深めに考えるきっかけになりました。 どっちも映画化してるけ…

「八仙飯店之人肉饅頭」「冷たい熱帯魚」実話系スプラッタおっさん映画まつり

冬になると肉まんが食べたくなりますね! というわけで笑、「八仙飯店之人肉饅頭」を初めて見てみました。 でんでんさん、何度も描き直したけど全然似せられない(x_x;)あきらめました。 実話系殺人鬼つながりで「冷たい熱帯魚」も再鑑賞。 ザツいスプラッタ…

「神の左手悪魔の右手」楳図感がよく出てます

2006年公開、95分。監督は金子修介氏。 原作は楳図かずお先生の同名漫画で、その中の「黒い絵本」というエピソードです。 あらすじ 人間の悪意を夢で予知する不思議な力を持つ少年ソウ。ある日、ソウの夢に現れた一人の男。彼は寝たきりの娘に自作の絵本を読…

「クジョー」泣かせるセントバーナードちゃん

ツタヤディスカスの会員になってまして。 定額レンタルはやめてしまったんですがたまにある旧作単品レンタル50円というキャンペーンの時に利用してます(´-`;) ディスカスのメリットは、近所のツタヤには置いてないマイナーなタイトルも借りれるところ。 「ク…

「永遠に美しく…」30代になって再鑑賞したらおもろ怖かった

1992年公開。監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス氏。 初めて見たのは小学生の頃だったでしょうか。いま確認するとレーティングは15+になってるんですが当時はユルかったからなあ。 あらすじ 若く美しいまま永遠に生き続けたい! …

「アイアムアヒーロー」マンガの実写映画化、なのに大満足って…すごい!

レンタル開始になったのでさっそく見ました。 子どもがいると劇場に行けないのが悲しい。。 行けたところでレイティング+15なので子どもと入れない(´-`;) ちなみに、原作漫画はけっこう好きです。 監督は佐藤信介氏。「GANTZ」の監督さんなので見るのがちょ…

「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」→「ごっつ」の笑いが好きだった人に見て欲しい!コントホラー

お恥ずかしながら、このシリーズ、カルト的な人気があると全く知らず前情報なしで見まして。 全部で9作品あるようなんですが、とりあえずFILE01「口裂け女捕獲作戦」、FILE02「震える幽霊」を鑑賞した感想です。 このシリーズの概要 投稿者から送られてきた…

「ハウンター」今回ナタリが作った迷宮は同じ一日の無限ループだぞ!

「CUBE」の鬼才ヴィンチェンゾ・ナタリが放つSFサスペンスの新境地!だということで見てみた感想です。 2013年カナダ公開、96分。 原題もHAUNTRです。 意味調べると、hauntに色々意味があって、「幽霊のように出没する」とか「取り憑く」「つきまとう」「巣…

「ポルターガイスト」安心して見れるのは…スピルバーグ製作なのね!(感想)

1982年公開。これくらいの年代の有名ホラー「エクソシスト」「オーメン」は見たことがあるのですが、この「ポルターガイスト」だけは、出演者やスタッフが病気や事件で命を落としているという裏話を聞いていて「こりゃ絶対怖いんだな」と見るのをずっと避け…

「百鬼夜話」稲川淳二の味わいを”お笑いジャンル”に見立てて考える。

// 今夏リリースされ7月にレンタルが開始になったDVDを見た感想をつらつらと。 セブイレで発売されたお手軽DVD?のようですね。6編の怪談が入っています。 最近の「稲川先生、怖くない説」について思うこと 稲川先生の怪談、私も大好きです。 根強いファンが…

「残穢」原作を読んだ人も、見てほしい!じんわり怖いホラーミステリー

人は怖い想像し始めるとそこからなかなか逃れられませんよね。 今年の始めに公開された、同名小説の映画化です。 中村義洋監督といえば「呪いのビデオ」シリーズで「おわかりいただけただろうか」「~~、とでも、言うのだろうか」のナレーションでもおなじ…

「恐怖への招待」楳図かずおが語る恐怖の変遷。それから漫画人生。勉強になります先生!

今年9月で御歳80歳になられた楳図かずお先生。1988年刊行のものが1996年文庫化され、そっちを読みました。こちらには「14歳」を書き終えた先生のあとがきも掲載されています。 忙しすぎ!こなせる先生がすごすぎる 「おろち」「イアラ」を同時に書いていたっ…

「虚言癖のレイラちゃん」私のお気に入り怪談

簡単に「最恐!」とかいうのはどうかと思うのですが、たびたび思い出してはブルッてしまう怪談がいくつかあります。 その一つが、岩井志麻子女史の「虚言癖のレイラちゃん」というお話。 文章にしてもあまり怖くないかも知れませんが、これはあらましを書い…

「怪談グランプリ2016」そうそう、怪談話ってこんな感じ

関西テレビで毎年夏に放送されている「怪談グランプリ」。 遅ればせながら2016年大会の感想です。 ルールの変更 大会ルールが毎年のように変わり、2012、2013年あたりは観覧の女の子をいれたりしてちょっと怪談好きの身としては興ざめしていましたが (テレビ…

「伊集院光のばらえてぃーぷらす 本当は怖い話だった話」演出と話術で怪談は全く変わる!(感想)

一度はツタヤでレンタルしたのに、これは手元に持っておきたい!と改めて購入したDVDです。 以下はDVDの概要。 話術ゼロのポンコツ芸人達に伊集院自らオリジナルの「怪談話」を聞かせ、すぐさま客前で披露。果たして伊集院直伝の「怪談話」で怖がらせる事は…

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当ブログはAmazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。 このプログラムにおいて、第三者がコンテンツ及…

「パンズ・ラビリンス」そっちの怖さなのね!(感想)

(作中にイラストのようなシーンは当然出てきません) 監督・脚本はギレルモ・デル・トロ、2006年公開です。 ストーリー フランコ独裁政権の恐怖政治がスペインを覆いつくしていた暗黒時代。 少女オフェリアは優しかった仕立て屋の父親を亡くし、母が再婚し…

「オーメン」かわいいのに怖い、かわいいから怖い(感想)

監督はリチャード・ドナー。1976年公開。 以下引用はあらすじです。 6月6日6時。妻が死産した駐英大使は、同じ日に生まれた孤児を引き取りダミアンと名付け育てる。ダミアンの周辺では不吉な殺人事件が多発、事件を追う大使はエクソシストであるブーゲン・バ…

「バタリアン」ゾンビ好きならキュンキュンのゾンビコメディ

監督はダン・オバノン。 「エイリアン」「トータルリコール」などの脚本を手がけた氏の初監督作品がこの「バタリアン」だそうです。 米公開は1985年。 <ストーリー>1969年、軍人病院の薬品事故が原因でこともあろうに死体が次々に蘇生してしまった。そのはケ…

「クリムゾン・ピーク」美しいゴシックホラー復権

監督はギレルモ・デル・トロ。2015年公開。 デル・トロ氏は「パシフィック・リム」で知ったというようなニワカなんですけれども、その氏の手がけるゴシックホラーということで観てみました。 BDをレンタルです。 あらすじ 物語の舞台は20世紀初頭のアメリカ…