今夜もぼちぼちホラー考

今夜もぼちぼちホラー考

ホラージャンルの映画やドラマ、小説や怪談話など、「怖い」を自分なりに考えるブログです。ネタバレせずに書く自信ありません、ごめんなさい。落書きも劣悪でごめんなさい。

書籍

「コワすぎ!」「オカルト」「殺人ワークショップ」胸を熱くするホラー

「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」のFILE1と2だけ見て止まっていた、白石晃士氏の作品鑑賞を(家族が心配する勢いで)ダダダーッとしました。 www.bochibochi-horror.net あと、白石氏の著作で自らの作品やフェイクドキュメンタリー作りとはなんぞやみたいなこ…

「東京二十三区女」ホラー版ブラタモリ(っぽい)小説

長江俊和氏の三作目となる著作でホラーミステリー。2016年9月出版。読みました。 東京都内に存在する、暗い伝説が残るスポットを巡る女記者と、取材に同行する民俗学の男性講師のお話。 以前読んだ氏の新書『検索禁止』にも、この小説が紹介されていました。…

「目嚢(めぶくろ)」昔の怖い話はのぺっとしてて怖いです

加門七海さんの小説を読むのはこれが2冊目。じっとり怖くもあり嫌な感じもありましたー。読書感想文です。 なんとなくゴヤのサトゥルなんたらの絵を思い浮かべてしまうお話でした。こえー! 「祝山」の続編です 加門七海さんの小説「祝山」の主人公・鹿角南…

新書「検索禁止」オカルト好きの入り口にいい…のか?

テレビ&映画「放送禁止」シリーズ、小説「出版禁止」の長江俊和氏が書いた最新作は新書!そして「検索禁止」! ということで中身もよくよく見ずにレジに持っていき楽しみに読みました…が、浅く広く基本的なことが多くて、そういう意味ではまさに新書なんです…

「アイアムアヒーロー」完結でゾンビもののオチのつけ方について考える

結論はないですし、最終的には好みでしかないので、どうということはありませんが、「アイアムアヒーロー」の最終巻を読んで、ゾンビもののオチのつけ方について改めて考えてみました。 オチを考えるので、ネタバレ満載です。 全員やられちゃうパターン 「サ…

「出版禁止」繰り返し精読した小説はこれが初めて。自分なりの考察です

こんなメモとって、、我ながらキモい笑 この本は「放送禁止」シリーズの長江俊和さんが手がけた小説。 「放送禁止」けっこう好きなのでこの小説も早く読みたかったんですが、1,800円するからなあ…と発売からこんなに間があいてしまった笑 でも1,800円分はし…

「ジョン・ゲイシー」殺人ピエロのあれこれ(映画や関連書籍など)

「IT」のモデルになった殺人鬼、ジョン・ウェイン・ゲイシー。 ピエロ恐怖症が彼のせいで増えたそうですね。私もピエロ怖いです。 (ITはラストがあんな感じなのでそんなに怖くなく見れますが) 小学生だった私に、なぜか父が当時話題になってた「マーダーケー…

「祝山」肝試し系怖い話で久々にゾワゾワ

イラストは「祝山」とは関係ないです(*ω*) ホラー小説のおすすめ!みたいな記事やなんかでけっこう出てくる、加門七海さんの「祝山」が怖いということで読んでみました。 氏の著作を読むの自体初めて。読みやすい文章でぐいぐい読めました。 あらすじ ホラー…

「モンスター」「ヘルタースケルター」整形女の滑稽さ不快さ

どちらも整形つながりということで、百田尚樹「モンスター」と岡崎京子「ヘルタースケルター」を読みました。 整形して美しくなることって、どうして非難されるんだろう、なぜ不快なんだろうって深めに考えるきっかけになりました。 どっちも映画化してるけ…

「恐怖への招待」楳図かずおが語る恐怖の変遷。それから漫画人生。勉強になります先生!

今年9月で御歳80歳になられた楳図かずお先生。1988年刊行のものが1996年文庫化され、そっちを読みました。こちらには「14歳」を書き終えた先生のあとがきも掲載されています。 忙しすぎ!こなせる先生がすごすぎる 「おろち」「イアラ」を同時に書いていたっ…