今夜もぼちぼちホラー考

今夜もぼちぼちホラー考

ホラージャンルの映画やドラマ、小説や怪談話など、「怖い」を自分なりに考えるブログです。ネタバレせずに書く自信ありません、ごめんなさい。落書きも劣悪でごめんなさい。

「事故物件ナイト」行ってきました!

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ロフトプラスワンウエストで行われたオールイベント「大島てるがやって来る!!事故物件ナイト〜聖なる夜に何かが起こる!SP〜」に行ってきました。

 

事故物件情報サイトを運営する大島学さん、事故物件住みます芸人の松原タニシさん、ルポライターの村田らむさんのトークライブです。

メディアでは絶対に話せないだろうなあという話題がてんこもりでお腹いっぱいになりました(o´▽`o)!

 

 

色んなトリビアから

殺人の凶器にまごの手が使われたこともある、とか

おしりで顔面プレスして窒息死させる…とか、珍しい事件の紹介から始まりました。

事実は小説よりも奇なり、ですがまごの手で殴るなんて小説があっても何それ?ってなりますね (*ω*)

他にも、自殺の方法にも地域で特性が出るとか

大人の自殺は12月が一番多いとか。へーっと思うトリビア満載でした。

 

一番怖かった話は…

大島てるさんに「うちが事故物件として掲載されているが、建て替えをしたので情報を削除してほしい」というクレームが入った話が怖かった…。

殺人事件のあった建物の所有者からフェイスブックを通じて大島さんに連絡が来たそうなのですが、どんな事件だったんだろう…と大島さんがニュースを検索したところ、犯人の名前がまさにその連絡をよこしてきた人物だったんだそうです。

大島てるのサイトを見ていて「殺人」と書いてあっても、私は勝手に、犯人は既に捕まっていて獄中だったり、未解決やもしくは刑期を終えて犯人が出てきている場合でも、まさか自分で大島てるをチェックしてないだろうと思っていました。過去のこと、というか。

というよりそこまで頭が回ってなかった…。

 

人を殺しても、社会復帰して友だちを作ったり仕事をしたり、楽しい週末をSNSに上げるんだ…と

いや、そういうもんなのでしょうけど、なんだか衝撃的でした。

 

村田らむさんの歌舞伎町事故物件めぐり

実際に事故物件を見て回ったレポートを怒涛の写真枚数で見せてくださいました。

「大島てる」では地図に炎マークがポイントされて、どんな事があったかが淡々と書かれているのでモヤモヤと想像するだけだったりするのが、やっぱり実際に見て来た人の話を聞くと(それがたとえ外観だけでも)急にそこで命を落とした人の事がリアルに迫ってくるような感じがして、もう体力どんどん吸い取られました。

 

自殺の抑止に。

いま「大島てる」には刺激の強い事故物件画像も集まってきているそうです。

転落して、搬送された直後の現場の写真だったり、

血とか体液が玄関ドアの外まで染み出してきちゃってる写真だったり…

それを掲載することで、自殺の抑止にもなれば…という大島さんの思いもあるようで。

確かにあんなん見たら恐ろしくなります。

賃貸住宅で自殺をしたら、大家が高額の損害賠償請求を連帯保証人にかけるという事もあるそうで。

自殺をしてしまったら、家族を悲しませるだけではなくて、金銭面でも迷惑をかけることになる、そういうことも周知すれば思いとどまる人もいるんじゃないかという事なんだそうです。

 

でも、自殺したいほど辛い思いをしている人は、そんなことどうでもいいからこの世から逃げたいという心境になっちゃったりするんでしょうか…

 

私の高校時代のクラスメイトに、卒業後19歳の時に自殺した子がいます。

ご遺族は止められなかったことや追い詰めていたことをものすごく悔いて自身を責めておられました。

私も、なんかふとした時にたびたび思い出します。

生きてたらしんどい事いっぱいあるけど、そこそこ楽しいこともあるし美味しいものもあるし、もうちょっと生きてたら良かったのになーと。

 

オカルト的な側面からは。

「大島さんは、おばけを見たことがありますか?」の質問に、見たことありません、の答えでした。

事故物件に実際に住んでいる松原タニシさんでさえそういうものを見たことはないと。

(首や頭が痛くなることはあるそうです。あと、なぜか写真を撮ると顔が黒くなるとか顔認証してくれないとか)

やっぱそうなのか~、とちょっと残念に思いつつ、みなさん正直でいいなあと思いました。

 

幽霊が出るかどうかはわかりませんが、家相とか風水とかがあるくらいだし、日照や湿度や磁界の流れなんかで人体に悪影響の出る住環境っていうのはありそうだなあと実感します。

旦那が結婚前に住んでいたワンルームは、1階の一番奥の部屋でほぼ昼間でも日が差さず、ジメジメしていました。

夜中ふたりで「そろそろ寝るかー」と電気を消してぽつりぽつりと話していたら、電源の落ちてるはずのテレビデオから突然、ガチャン、ガーッとビデオが排出されてきてめっちゃビビッたことがあります。

自分が体験したのはこれくらいの可愛いもんですが、ずーっとそんな家に住んでいたら気も変になってきそうですねー。

 

大島てるさんが風水と事故物件をテーマに話し出すとめちゃくちゃ時間かかるそうなので今回はおあずけ…でした

それも聞いてみたいなあ(o´3`o)

 

…とまあ、こんな感じで色んなことを考えたり思い出したりできる素敵なイベントでした!

しかし、クリスマスイブの夜中に宗右衛門町を歩くのが一番怖かった…(´-`;)

龍が如く的世界観に加えてイブのお祭り的盛り上がり。。

路上で完全にぐったり倒れるセクシーサンタコスのおねえちゃん。。

「悩み聞いてあげるよぉ~」と声をかけまくる謎のおじさん。。

 

今夜のホラー考まとめ

結局、今回も生きてる人の方が怖いって結論に。。

あとね、ほんと自分で死んではいけませんね!大島さんも「多すぎてめんどくさい」って言ってましたよー!