「【閲覧注意】SCOOP!恐怖映像」の感想。かっこ笑いをつけてみたらちょうど良かった
年明けからMXで放送が始まっている(私の住む地方ではサンテレビで放送)、水曜夜の箸休め的番組「【閲覧注意】SCOOP!恐怖映像」。
シーズン1とぶち上げているところが勇ましい(´-`)
毎回、6〜7本の恐怖映像を紹介してくれます。
はじめテレビ欄でこの番組タイトルを見つけた時は「民放でこんなんやってくれるの?!」と心踊ったものですが、実際見てみて内容の…何というか、、お粗末さに驚きました。
フィクションなので…
「フィクションです」と言ってるんでヤラセだなんだとツッコむのは全くのお門違いなんですが、怖がらせようとさえしてないので、見てるこちらが脳内で番組タイトルに
「〜恐怖映像(笑)」とか
「〜恐怖映像(なんてな)」
とかそういうのを付ければとても楽しめる番組です。
もう一歩踏み込んで、じゃあ自分が実際に「恐怖映像」を撮るならどうすればいいんだろう?と自分に問いかけるきっかけになります。
そもそもの設定をどうするか
なんでそんな所でカメラを回そうと思ったの?とか
監視カメラの映像って言うけど、なんでこんな画角で監視してるの?とか
変な萎えポイントを作っちゃわないようにするのがまず第一段階ですよね。
さらに、心霊スポットで撮りました、とかホームパーティで…とか陳腐な設定にしてしまうと、単に写り込んだだけではツマランと言われてしまうので設定は簡単なようで難しいです。
技術面でも
細かいとこだと、車載カメラの映像だって言ってるのに、手持ちで、何とか手ブレしないように…と緊張してるがちょーっとだけブレてる映像になってる。
ホルダーか三脚くらいあったろうに!と思ったり。
元の映像は荒い画質のものなのに、合成された幽霊はクッキリ鮮明な静止画だったり…
ツッコミ始めるとキリがありませんが、限られた予算、限られた人員、限られた機材、迫る納期…そういうのを考えると胃がキューってなります(´-`;)
アイデアだってなかなか湧かないし、ロケには時間がかかるし…
…とここまで考えて「頑張れー!とりあえず私は毎週見るよー!」と思ったのでした。
この番組を製作してるという「スマイラル・ピクチャーズ」っていうのが会社なのか団体なのか何か分からないんですが、とにかくキョービ珍しくググッても全然分からない笑
制作進行の岡崎喜之さんと監督の佐藤宇さんは、別の心霊系DVDのクレジットに名前がありましたが。
ホラーもの作ってるのにスマイラルて。
今夜のホラー考まとめ
これでシーズン2の放送がしれっと無くなっていたら、それが一番ホラー。頑張れスマイラル・ピクチャーズ!